著者 |
大塚鮎陸,路姗,山里敬也,唐正強,岡田啓 |
題目 |
直交配置二眼ローリングシャッタカメラを用いたイメージセンサ通信におけるパルス幅多値変調の比較 |
出典 |
電子情報通信学会技術研究報告, WBS2024-97, pp.176-181 |
要約 |
LEDが行列状に配置された送信機 (LEDアレイ)と,走査方向が直交するように配置されたローリングシャッタイメージセンサ間での可視光通信において,パルス幅変調 (PWM)による多値変調の利用を検討する.ローリングシャッタを用いたイメージセンサ通信においては,送信機の写っていない画素行の走査時に,バースト消失が発生する.このような消失を訂正するために,低密度パリティ検査 (LDPC)符号の利用が考えられるが,その性能を引き出すには長い符号長が要求される.これを達成するためにパルス幅変調を用いた多値変調実験を行い,2値~8値変調での復号性能を比較した.また実験の結果,画像処理や通信路の影響により受信duty比の信号点配置に歪みが見られたため,それらの補正も行った.復号の結果,一般的なOn-Off Keying (OOK)もしくは,4値への変調を行った場合は8値変調と比較してより少ない誤りでの消失補償復号に成功した.一方8値での変調を行った場合は多値数の増加により誤りが増大してしまったが,OOKや4値変調と比較してスループットの向上はみられた. |
Authors |
A. Otsuka, S. Lu, T. Yamazato, Z. Tang, H. Okada |
Title |
Comparison of pulse width multi-level modulation for VLC using orthogonally aligned rolling shutter cameras |
Authority |
IEICE Technical Report, WBS2024-97, pp.176-181 |
Summary |
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年月 |
2025年3月 |
DOI/Handle |
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開催場所 |
大阪 |
研究テーマ |
可視光通信/光無線通信
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言語 |
日本語 |
原稿/プレゼン資料 |
/ (ローカル限定) |