研究業績:詳細表示

著者 片山正昭
題目 持続可能社会のための高信頼制御通信
出典 第33回情報伝送と信号処理ワークショップ
要約 広範多量の情報収集,人工知能を含む高度な情報処理,それに基づく多種多様な機器の制御は,環境に調和した持続可能社会実現において重要な要素である.本講演では,このうち機器制御に焦点をあてる.フィードバックを伴う自動制御のためのM2M(Machine to Machine)通信では,電話や画像通信のような通信とは異なる条件や要求が存在する.また動作が数式で記述できる制御システムを対象とした通信では,通信品質ではなく制御品質を目的関数とした設計や最適化が可能であり,また必要である,制御と通信が,階層を越えて統合・最適化を行うことも考えられる.これらの内容については,すでの多くの講演を行ってきたところである.本講演では,これに加え,制御システムの一部に,人間が(操作者,あるいは遠隔制御された機器のサービス受益者として)組込まれた場合に生じる新たな課題をとりあげ,通信と制御という工学分野内の融合だけでなく,文理融合的な視点の必要性を述べる.
Authors M. Katayama
Title Reliable Control Communications for Sustainable Societies
Authority The 33th Comunication Systems Workshop
Summary Energy Saving and Control Communications, Features of Communications for Controls, Cross-layer Optimization of Control and Communication, Human in Control Systems
年月 2021年10月
DOI/Handle
開催場所 オンライン
研究テーマ 高信頼性制御通信システム
環境調和工学
言語 日本語
原稿/プレゼン資料 / 無し (ローカル限定)


山里研究室/岡田研究室 研究業績データベースシステム