| 著者 |
大平祐生,荒井伸太郎,圓道知博,山里敬也,岡田啓,藤井俊彰,鎌倉浩嗣 |
| 題目 |
LEDと高速度カメラを用いた可視光通信における劣化画像からの信号復号手法 |
| 出典 |
電子情報通信学会論文誌, vol.J98-B, no.7, pp.696-706 |
| 要約 |
本論文ではLED信号機(送信機)と車載高速度カメラ(受信機)を使用した路車間可視光通信システムに注目する.受信機にカメラを用いた場合,送受信機間の通信距離が離れるにつれ,撮影画像のピクセル数の減少やピントのずれなどが起こり,各LEDは隣接するLEDから光の干渉を受け,画像が劣化,特に画像がボケてしまう問題が起こる.そのため,輝度値を正しく認識できず,情報の復号に影響を及ぼしてしまう.本研究では,画像の“ボケ”を考慮した新たな信号復号方法を提案する.具体的には,撮影画像に写る各LEDの画素値は自身と隣接するLED輝度値とその拡がりの係数との畳み込みの式で表され,これをLEDの数だけ立てる事で,連立方程式により,未知の変数である送信データを導出することで情報復元を行う.シミュレーション及び実験により性能を評価した結果,提案手法は,従来の復号方式に比べ,優れたBER特性をもつ事が確認できた. |
| Authors |
Y. Ohira, S. Arai, T. Yendo, T. Yamazato, H. Okada, T. Fujii, K. Kamakura |
| Title |
Signal Demodulation Method from Degraded Image for Visible Light Communication Using LED and High-Speed Camera |
| Authority |
IEICE Transactions on Communications, vol.J98-B, no.7, pp.696-706 |
| Summary |
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| 年月 |
2015年7月 |
| DOI/Handle |
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| 研究テーマ |
可視光通信/光無線通信
高度交通システム(ITS)
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| 言語 |
日本語 |
| 原稿/プレゼン資料 |
/ 無し (ローカル限定) |