研究業績:詳細表示

著者 千賀敬太
題目 微弱な信号への適用を考慮した確率共鳴回路の特性評価
出典 卒業論文
要約 本研究では無線信号が受信機の受信機感度以下であり 受信機・増幅器の雑音と比較して微弱であるような場合 を想定する.このような微弱信号は受信機において検出 することができない.しかし,雑音を利用する確率共鳴 を利用することにより検出できる可能性がある. 確率共鳴は雑音によって系の応答が向上する現象であ る.確率共鳴を通信に適用することは以前から検討 されており,BPSK 信号において確率共鳴を利用できる ことがシミュレーションにより示されている[3].しか し,確率共鳴を用いた受信機(確率共鳴受信機)の実装 はなされていない.確率共鳴受信機の有効性を検証する ために,実機において実験的にその性能を評価する必要 がある. 本稿では,信号としてバイポーラパルス信号を想定し 確率共鳴受信機を試作する.また,構成した受信機の特 性を信号対雑音比(SNR)およびビット誤り率(BER) より実験的に評価する.
Authors K.Chiga
Title
Authority graduation thesis
Summary
年月 2013年3月
DOI/Handle
研究テーマ 確率共鳴
言語 日本語
原稿/プレゼン資料 無し / (ローカル限定)


山里研究室/岡田研究室 研究業績データベースシステム