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著者 山田隼史
題目 屋外長距離高速光無線Multi-Input Multi-Outputシステムのための光軸調整手法と通信性能の実験的検証
出典 修士論文
要約 空間多重により高速化を図る光無線MIMO (Multi-Input Multi-Output) 方式は, 定点間での長距離・高速データ伝送を実現する有望な手法である.本研究では, 光変復調器をそれぞれ水平に8個ずつ一線形配置したアレイを用いる光無線MIMOシステムの屋外伝送実験を行う. 受信機における復調では,ゼロフォージング(ZF)および最尤検出法(MLD)を採用した. その結果,60mの距離で10^-6という低いビットエラー率(BER)をZFを用いて得ることができた. またMLDを使用することで期待通りの性能向上が得られ,100mの距離で200Mbpsの通信が可能であることを実証した. さらに,光軸合わせに姿勢方位基準装置を導入することで,調整時間を短縮できることを示した.
Authors H. Yamada
Title
Authority master thesis
Summary
年月 2023年3月
DOI/Handle
研究テーマ 可視光通信/光無線通信
言語 日本語
原稿/プレゼン資料 / (ローカル限定)


山里研究室/岡田研究室 研究業績データベースシステム