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著者 矢内宏樹,岡田啓,小林健太郎,片山正昭
題目 大規模災害被災地におけるドローンを用いた臨時通信システム - ドローンの離脱タイミングを考慮した遅延特性評価 -
出典 電子情報通信学会 総合大会, B-18-36, p.380
要約 災害による既存の通信インフラの破壊に対応するため,ドローンを用いた臨時の通信システムが提案されている.ドローンを用いた無線通信システムにおいて,情報が送信元から送信され宛先で受信されるまでにかかる遅延時間を短縮することを目的としている.遅延時間はドローンの飛行パターンに大きく依存することから,先行研究にて各ドローンがランダムに飛行し続けるパターン,接近したドローンが反発するように飛行するパターン,一部のドローンが共用の飛行経路を持って飛行するパターンが提案されていた.本システムにおいてドローンが永続的に飛行することは不可能であることから,本研究ではドローンのバッテリ切れによる離脱を考慮する.二つの飛行パターンそれぞれにおいてドローンの離脱が遅延特性にどのような影響を与えるかをシミュレーションにより評価する.この結果から想定システムにおけるドローンの台数に応じた最適なドローンの飛行と離脱のパターンの検討につなげていく.
Authors H. Yanai, H. Okada, K. Kobayashi, M. Katayama
Title An Emergency Communication System Using Drones for Large-Scale Disaster -An Evaluation of Transmission Delay Considering Break Timing of Drones-
Authority IEICE General Conference, B-18-36, p.380
Summary
年月 2018年3月
DOI/Handle
開催場所 東京
研究テーマ マルチホップ・マルチセル無線ネットワーク
センサネットワーク
アドホック・メッシュネットワーク
言語 日本語
原稿/プレゼン資料 / (ローカル限定)


山里研究室/岡田研究室 研究業績データベースシステム