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著者 岡本頌平, 岡田啓, 石井良尚, 牧戸知史, 岡本英二, 片山正昭
題目 交通過集中時の LDM データ伝送における MEC による伝送遅延軽減の評価
出典 電子情報通信学会 総合大会, B-18-35, p.456
要約 高度運転支援システムでは,自動車に搭載されたセンサによる周辺環境情報を用いて自立的制御を行うことにより,自動車の動きを支援し安全な交通社会を実現できる.しかし自車両で取得するセンサ情報だけでは自動運転の実現は不可能であり,無線通信による他車両との協調が必須である.このとき動的に更新されるLocal Dynamic Map(LDM)[1]を用いてデータを共有する必要がある.このデータ伝送には低遅延な無線通信を行う必要があるが,道路上に多数の車両が存在し,各車両が自車のLDMデータを基地局を通してインターネットサーバに伝送する場合に,伝送遅延の増加が問題となる.そこで本研究では上記の状況においてMobile Edge Computing(MEC)[2]を用いて伝送遅延の削減を図る. 本稿では初期検討として,交通流シミュレータを用いて直線道路における交通過集中時の車両トラヒックを求め,その結果を通信シミュレータに適用することでMECの効果を検証する.
Authors S. Okamoto, H. Okada, Y. Ishi, S. Makido, E. Okamoto, M. Katayama
Title Evaluation of Transmission Delay for LDM Data by Using MEC in Heavy Traffic
Authority IEICE General Conference, B-18-35, p.456
Summary
年月 2017年3月
DOI/Handle
開催場所 名古屋
研究テーマ 4G/5G/次世代移動体通信システム
高度交通システム(ITS)
言語 日本語
原稿/プレゼン資料 / (ローカル限定)


山里研究室/岡田研究室 研究業績データベースシステム