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著者 中島康雄,田中裕也,山里敬也,田所幸浩,荒井伸太郎
題目 BPSK と QPSK に対する確率共鳴受信機の特性比較
出典 電子情報通信学会 ソサイエティ大会,N-2-1,p256
要約 確率共鳴(Stochastic Resonance)系は適切な雑音を加える事で系の応答が向上するという特性を持つ.確率共鳴系を適用した受信機( 確率共鳴受信機 )によって,従来の受信機の受信感度以下の信号を通信に利用できる可能性がある.これまでには BPSKに対する確率共鳴受信機の有効性が示されていたが, QPSKに対する検討は十分にされていなかった. QPSKはBPSKに比べ,同じビットレート・誤り率でシンボル時間を2倍に長くできるという特徴を持つ.シンボル時間が長いことによって確率共鳴の効果が向上するため,QPSKを用いることによる確率共鳴受信機の特性の向上が期待できる.本稿では確率共鳴受信機を想定したシミュレーションを行い,BPSKとQPSKのBER(ビット誤り率)特性の評価を行った.
Authors Y. Nakashima, H. Tanaka, T. Yamazato, Y. Tadokoro, S. Arai
Title Performance Comparison of Stochastic Reosonance Receiver with BPSK and QPSK Modulations
Authority Communications Society Conference of IEICE
Summary
年月 2016年9月
DOI/Handle
開催場所 札幌,北海道
研究テーマ 確率共鳴
言語 日本語
原稿/プレゼン資料 / (ローカル限定)


山里研究室/岡田研究室 研究業績データベースシステム